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熱帯魚のための、水槽の種類と選び方

熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽(アクアリウム)は、インテリアとしても美しいもの。

しかし、水槽の種類と選び方は、見た目だけの問題でなく、熱帯魚が健康に生きていくための「水質管理」に直結することなのだ。

だから、熱帯魚を飼うときには、水槽の種類と選び方については、よく知っておかなければいけない。

まず、水槽の種類には、ガラス製とアクリル製がある。

ガラス製はやや重いが透明度が維持しやすく、アクリル製は軽いけれど変形しやすい、という特徴がある。

熱帯魚をはじめて飼育する方には、ガラス製の方が扱いやすいと言えるだろう。

次に熱帯魚用の水槽のサイズの選び方。

熱帯魚を飼うのははじめてなので、まずは小さい水槽で試してから……」と遠慮がちに言う方がいるが、じつは、水質管理は、小さい水槽の方が難しいのだ。

熱帯魚のフンによって水が悪くなるのも早いし、水量が少なければ、当然、外界の影響を受けやすくなり、水温や水質も変化しやすくなる。

熱帯魚の飼育初心者の方は、標準サイズ(横60センチ、縦36センチ、奥行き30センチ)の水槽でスタートするのが無難と言える。

熱帯魚の飼育に慣れてきたら、水草の繁茂等、自然環境を再現するための、精巧なシステムの水槽の導入を検討していってもいいだろう。

世界で熱帯魚の存在が知られるようになったのは19世紀はじめのこと。

当時、ヨーロッパ諸国が競って海外の植民地を開拓していたが、植民地となった地域の多くはアフリカ・南米などの熱帯・亜熱帯の地域で、開拓者として進出したヨーロッパ人がそこに生息していた様々な動物や植物に興味を惹かれた。

そしてアフリカ・南米に住む熱帯魚を生きたままヨーロッパに運び研究・鑑賞用として飼育したのが文明社会での熱帯魚飼育の始まりといわれている。それから何十年と言う時間を経て、一般の人達にも熱帯魚の存在が知られるようになって徐々に普及していったのだ。


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